奈良県の方言
「あの さー。 まごらの くつ- かいに きたんやけどのー。」
「あ、 じゃー え。 まごわ おーっと いくつやった らいのー」
「いや さ。 う-え-あー おとこで いちねんせーなんやしー
したー いつつん なった あまなんやけど のー。」
この会話、何と言っているかおわかりになりますか??
平城遷都1300 年を記念して奈良県の言葉を集めてみました。
中には小さい頃に年配の人たちから聞かされた言葉を懐かしく思い出すこともあるかと思います。
千三百年前の昔、八重桜匂う朱雀の大通りで、国中(くんなか)の邑で、東山中(ひがしさんちゅう)の道で、
また奥(おく)の里で、我々の先祖はどのような言葉遣いで話を交わしていたのでしょうか。往にし辺に思いを馳せながら、言葉の多様性をお楽しみください。
奈良県の方言